新年度になりました。
本年も、現状のネットトラブルに即した情報モラル教育を行って参ります。どうぞよろしくお願い致します。
コロナ禍での情報モラル教育
昨年度はコロナ禍で生活のあらゆることのニューノーマルを考えなくてはいけない年になりました。
私の仕事も、対面授業とオンラインが半々くらいでした。
対面も少人数で実施することが多く、より児童、生徒、保護者のかたのお顔をしっかり見て講座ができたので、自分としてはとても実のある1年になったように感じております。
オンライン授業では、Zoomでの講座、meetを使った講座、Zoomで講座をしてそれをYouTubeLiveで配信など、コロナ前では考えられなかったe-ラーニング的なことも模索しながらですが始めました。
オンライン授業では、参加者同士話し合いをすることが難しいので、従来のような情報共有による理解の促進をさせたり、ご理解いただけかどうか表情で読み取ることもできませんので、実施側としては本当に難しいと感じております。
ただ、事後アンケートでは実際の講座と同じような感想を多くいただいておりますし、また満足度も97%の水準で維持しております。
参加者アンケート事例
何より驚いたのは、『今までの研修だったら参加者数十人だったのが、YouTubeを利用することで好きな時間に、好きな場所で、何回でも視聴できた。』という声が主催者から多く届いていることです。
今までだったらお仕事の都合などで会場まで来ていただくことが難しい方にも届けることができたかもしれない。これはこれまでの大きな課題のひとつでしたので、私のコロナで嬉しかった体験のひとつになりました。
本年度も頑張ります!
残念ながら今年度もまだコロナが収まる気配はありません。
GIGAスクールでのパソコン導入も進んでいます。2022年ゲーム障がいが依存症として治療が開始されること、2022年から18歳が成人になってしまうことなど。子どもたちを取り巻くネットトラブルは、コロナを機に加速しており、コロナだから歩みを止めることはできません。
できることを、できる範囲で模索しながら本年も情報モラル教育を進めて参ります。
どうぞよろしくお願い致します。
石川拝